橋本のボードゲーム会:バンガードミッションさんに参加してきました。
遊んだゲームは『ファブフィブ』『スパイリウム』『1830』『エスケープ』『バッティングポーカー』『アクワイヤ』『ニトロプラスカードマスターズ』でした。

■スパイリウム
拡大再生産系のゲーマーズゲーム。
タイトルに「スパイ」って単語が含まれているが、諜報とかと関係ない。このゲームの世界に登場する架空の物質名らしい。

初めてプレイした。
5人プレイで、インストした人も含めて未経験者だった。

カードを縦3枚×横3枚に並べて、各プレーヤーは手番に1個ずつミープルをこのカードの間に配置して行く。
もしくは、ミープルを手元に戻して隣接するカードを1枚選び、下記3つののアクションからどれか1つを選んでを行う。
(1)そのカードに隣接するミープル1つに付き1金貰う(自分のミープル・他人のミープルを全て数える)。
(2)建物カード・特許カードなら購入する。コストはカード右上の金額+そのカードに隣接するミープル1つに付き1金。
(3)人物カードならその能力を使用する。コストはカード別の金額+そのカードに隣接するミープル1つに付き1金。人物カードの能力は、コストさえ払えば無限に使えるものと、先着4回のものがある。先着4回のものは、先にプレイするほど効用が高かったり、コストが安かったりする。

ミープルを手元に戻す行動を選んだ場合、そのラウンド中は新たにミープルをカードの間に配置する事できない。
この他に、ラウンド別に異なる特殊行動を1回だけ選ぶ事ができる。

建物カードには、(カード間に配置しなかった)ミープルを消費してスパイリウムを発掘する物や、スパイリウムとミープルを消費して勝利点を獲得する物などがある。

拡大再生産要素としては、毎ラウンドにミープルやラウンド開始時に貰えるお金を増やしたりする他、様々な効果を生む特許カードが存在する。
この特許カードが割りと強力だった。カードを購入したり能力を使ったりする際ラウンドに1回だけ隣接するミープルの分のお金の支払いを免除したり、ミープルを取り除いてお金を得る際に+2金したり。

最初のラウンドで特許を取りに行ったが、結局取る事ができず、ミープルを1つ増やすカードを選択した。
ゲーム開始時にミープルは3つしかなく、手番が2番手だったのでミープルを3つ置いてからカードを買いに行っても1つは取れると思っていたが、特許を確保した人は俺より後の手番で3つ目のミープルを置くのを諦めて特許を買いに行った。
特許を買えなかったのは計算外だし、ミープルを増やしたのも失敗だった。
ミープルが増えるって事は、手番でミープルを置く回数が増えると言う事だ。それは、ミープルを置き切りミープルを手元に戻してカードを購入する出来るようになる手番が遅れる事を意味する。
カードの購入や人物カードで効用の高い効果を使うのは早い者勝ち。つまり、1ラウンド目の特許競争みたいに、ミープルを置き切るのを諦めてでも、相手より先にミープルを手元に戻し始める必要がある。それなのに、ミープルを増やしては、カードの購入や人物カードの使用で遅れを取る事になる。
結局、コストにミープルを使う建物を集めて、早い手番でミープルを手元に戻し始めても余ったミープルを無駄にしない体制を築く。
残りのラウンドでは、スパイリウムを発掘して工場で勝利点に変える行動を繰り返す。
結局、58勝利点で5人中4位だった。3位とは1点差だったが、1位とは10点ぐらい差が開いていた。
やはり、特許を取ってそれを活用していた人が上位になっていた。特許は様々な効果がある他、ゲーム終了時に僅かながら勝利点をもたらしてくれる。

■1830
タコさんと2人プレイ。

まずはプライベートカンパニーの購入。
先手番は俺。
俺は様子見でC&Aを$165でベットしたら、タコさんがSVR&Nを定価$20で購入。
なので俺もC&StLを定価$40で購入。
ここでタコさんがタコさんはM&Hを$115でベットしたので、俺はD&Hを定価$70で購入。
これでベットされているM&HとC&Aはベット者1人なので確定。
最後にタコさんがB&Oを定価$220で購入。鉄道会社の方のB&Oは$100で値付けされた。

続いて最初の株式ラウンド。
プライオリティは俺。
NYNHを$67に値付けして社長券を購入。手持ち資金で2社建てた上で、余った資金でタコさん側の株券も買うことを考えての選択。
タコさんはペンシルバニアを$82で設立。
2社を考えていた俺は、先にボストンを$67に値付けして社長券を購入。3人以上のプレイでこんな事ををすると別々のプレーヤーに別々の会社を狙われると片方は奪われるけど、、2人プレイなら奪われない。その後の手番では10%の株券を交互に購入して、無事に両方の会社を設立する。
タコさんはペンシルバニアを50%買って会社を設立した後、B&Oを設立する。

運営ラウンドに入る。
B&Oが2列車を1台購入し、ペンシルバニアは2列車を購入しなかった。
こちはらNYNHとボストンを繋ぐように線路を引き、NYNHで2列車3台、ボストンで2列車2台と3列車1台を購入する。3列車が出たのでプライベートカンパニーを会社へ売る事ができる。C&StLとD&Hをボストンに$220で売りつけて、手元に資金を獲得する。
株式ラウンドに戻り、この金でB&Oの株を買い集める。流石にもう1社を建てるには金額が少ないし、無理して立てて4列車が出てしまうとNYNHとボストンが持っている2列車が廃棄されてしまうので勿体無い。

再度、運営ラウンドに戻る。
ここでB&Oとペンシルバニアが一気に列車を購入して4列車が出てしまい、2列車が1度も走らないまま廃棄されてしまう。
俺涙目。
仕方ないのでNYNHは4列車を購入。
そこは腐ってもニューヨークとボストン。列車1台でもそこそこ収益をたたき出す。
NYNHは無配を続けて資金を貯める。すると、NYNHが株価チャート上で茶色いマスに突入したので、1人が保有できる60%の上限が撤廃される。NYNHにC&Aを$320で売りつけて手元に資金を獲得し、これを原資にNYNHの株の購入を進め、90%を買い集める。
その後は、お互いに3社目を$100で設立。タコさんはチェサピーク、俺はニューヨークセントラル。
チェサピークが最後の4列車を購入したので、俺がニューヨークで5列車を2台買う事ができた。
ここから茶色のタイルによる再開発が進み、無配を続けてディーゼル購入の準備が始まる。
ゲームのキモとなるプライベートカンパニーC&A跡地に置かれるOOタイルは、緑のタイルをタコさんに置かれたものの、茶色いタイルは俺のNYNHが置く事に成功。手番的にペンシルバニアが置けそうだったのだけど、このタイルへ至る駅にB&Oとチェサピークがトークンを置いていて、ペンシルバニアでは置き換えができなかった。
上記の通り南側の駅が全てトークンで塞がっていた為、交渉の余地も無く、ニューヨークから伸びる側の駅にNYNHがトークンを置く。2列車が1度も走ることなく飛ばれされたので、NYNHのトークンが残っていたののだ。

その後、最初にディーゼルを購入したのはボストン。4列車を下取りに出して$800で購入できた。
ペンシルバニアもディーゼルを$1100で購入してディーゼル列車の時代が始まる。
NYNHの資金が余ってたので、最後の6列車を購入する。これで、NYNHが列車2台になり、ニューヨークを3回使用して$480の配当を叩き出す。
全会社がパーマネント列車を購入してプレーヤーの破産が無くなり、銀行が破産するまでのディーゼル運行ゲームになる。
俺は北側から、タコさんは南側からディーゼル路線を作り始める。

ここで協議終了。
株式ラウンドの間に挟まる運営ラウンド3回行ったところで、俺の方の資産が増える量が$400ほど多かった。株価最高値のB&Oの枚数はタコさんの方が2枚多いとは言え、次の運営ラウンドで俺が2台目のディーゼルを買えて、こいつを株式の90%持っているNYNHに投入するので、差がさらに開く事になる。

ここまでのプレイ時間が2時間。

俺の2列車5台が1度も走る事なく廃棄された際は負けたかと思ったけど「C&Aを&165で購入して$320を会社から抜けた」「5列車を2台購入できた」「4列車下取りでディーゼルを買えた」などのアドを取れる行動を行えたのが強くて逆転できた。
あと、株式の90%を押さた会社を作れたのも大きかった。

■ニトロプラスカードマスターズ
いわゆるニトロドミ。
ドミニオン経験者で3人プレイ。

サプライは下記。
とある竜の恋の歌「ドラゴン」
軽音楽部員「伊藤惣太」
深淵の扉「異界ヶ淵」
UN.K.O「うんこマン(仮)」
妄想ひきこもり「西條拓巳」
現実化する妄想嫁「星来オルジェル」
ジェノサイド・クロスファイア「破壊ロボ」
オルマ・ロッサの女幹部「レベッカ」
犯罪プロデューサー「槙島聖護」
解き放たれた猟犬「狡噛慎也」

サプライを見て、《軽音楽部員「伊藤惣太」》(ドミニオンの《浮浪児》相当)から《吸血殲鬼「ヴェドゴニア」》(《傭兵》相当)を獲得して、手札圧縮をするプレイが強いと思って、初手の4-3で《軽音楽部員「伊藤惣太」》を2枚購入。
都合3枚の《軽音楽部員「伊藤惣太」》から2枚の《吸血殲鬼「ヴェドゴニア」》を獲得し、手札圧縮を進める。見事に《銀貨》《金貨》満載のデッキが完成する。
これで《属州》を買い集めるだけで勝ったと思っていたら、他の人の作ったデッキが残酷で負ける。
最初にドミニオンの《鉄工所》相当の《妄想ひきこもり「西條拓巳」》を買い集めて、そこから《深淵の扉「異界ヶ淵」》(《鉱山の村》相当)や《UN.K.O「うんこマン(仮)」》(《商隊》相当)や《解き放たれた猟犬「狡噛慎也」》(《狩場》相当)や《軽音楽部員「伊藤惣太」》を満載した引き切りデッキを作る。
このデッキには《吸血殲鬼「ヴェドゴニア」》が1積みされていたので、毎ターンこれを喰らって手札が減り、思うように《属州》を購入できなくなっていた。《中庭》相当の《とある竜の恋の歌「ドラゴン」》を何枚か買っておくべきだった。

しかも、引き切りデッキを作ったところで購入+1の効果を持ったカードが無いので強くないと思っていたが、この考えは甘かった。《前哨地》相当の《現実化する妄想嫁「星来オルジェル」》が1積みされて、これが購入+1代わりを果していた。追加ターンが3枚スタートでも、《商隊》の追加ドローがあるのでちゃんと回る。
しかも《破壊工作員》相当の《ジェノサイド・クロスファイア「破壊ロボ」》も1積みされており、こいつで《属州》が1枚破壊されてしまった。

これでは勝ち目もありませんね。

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