11/17 バンガードミッションさん
2013年11月21日 ゲーム橋本のボードゲーム会:バンガードミッションさんに参加してきました。
遊んだゲームは『ドラダ』『1830』『ホームズ13』『クランス』でした。
■ドラダ
短時間で遊べる双六ゲーム。
ただし、1人のプレーヤーが操るコマは4つで、1回の手番にサイコロを振って出た目を確認してから、コマを1つ選んで出目の数だけ進める。ただし、同じマスにコマが入る場合、先に入ったコマの上に後から入ったコマが乗り、一番上に乗っているコマしか動かせない。自分のコマ全部の上に他の人コマが乗っていたら、その手番は何も行動できない。
盤の上のマスの内1/3は落とし穴となっていて、最初にそのマスに突入したコマはそこで行動不能となる。2番目以降人は普通に入れる。
あと、1/3ぐらい進んだ場所に、いきなりゴールへ進めるマスが2ヶ所ある。
で、最終的にゴールインしたコマが勝利点になる。ゴールした順にコマが積み重なっていて、後からゴールしたコマほど勝利点が高い。
短時間で楽しめる良いゲームだった。
■1830
未経験者1人を含む5人プレイ。
バンガードミッションさんで『1830』の5人卓が立つのは珍しいと思う。
最初はプライベートカンパニーの購入。
高いプライベートカンパニーを買うと、ゲームの中盤で鉄道会社にプライベートカンパニーを売却する事で多くの資金を得ることが出来るが、最初の鉄道会社を建てる資金が無くなる。最初に立てる鉄道会社が何になるかは、手番の後先ではなくてプライベートカンパニーの何を買ったかで決まるので、手番がさほど重要でないものゲームの良いところ。
自分は4番手で、上家の経験者3人はそれぞれ$40のC&StL、$70のD&H、$110のM&Hに$5上乗せで値付けをしていた。1週目からC&StLに$45は疑問の手だが、それ以外は順当。4人プレイより人数が少ない場合は、高額な$110のM&Hと$160のC&Aを安く買わせないと言う仕事がある。が。5人プレイだとこれに加えて、初期資金が$480なのでD&Hを$75で買わせてしまうと自力で鉄道会社を建設可能な$67×60%=$402が残ってしまうのでこれを防止すると言う仕事がある。なので、D&Hに$80を付ける。
その後、5番手で唯一の未経験者だったヒリュウさんがD&Hに$85を付け、1番手だったGさんがC&Aに$165を付けた所で、2番手の人が$20のSVR&NCを買ってしまう。
orz
GさんがC&Aを$165で買い、3番手だったタコさんが$115で買ってしまう。
この時点で、順当に行けばGさんが1位、タコさんが2位に終ると思った。高額プライベートカンパニーを安く買えない時点で俺は勝敗争いから脱落したと思った。
俺に残された選択肢は、ヒリュウさんとD&Hを競るか、競りを下りてB&Oを定価で買うかの2択。他の人がプライベートカンパニーを安く買っているのにD&Hを$90以上で買うのは弱いのでB&Oを選択。
続いて最初の鉄道会社設立。
今回はなんとNYNH、ボストン、ペンシルバニア、B&Oと4社が立った。M&Hを安く買ったタコさんが副社長になって色んな会社の設立を助けたからだ。
俺はB&Oの株式を$100で値付けして社長になる。この4社が立っているとあっという間に2列車と3列車が売り切れて4列車の時代となり、2列車は廃棄されるので、最初の運営ラウンドでは2列車は1台しか買わなかった。
ヒリュウさんのNYNHは2列車を1台しか買わなかったが、ボストンが2列車を2台買い、C&Aを買ってペンシルバニアの社長になったGさんが2列車2台と3列車1台を買う。最初の運営ラウンドにして早くも3列車の時代に突入。当然、Gさんはプライベートカンパニーを売却して大量の資金を得る。
この資金を元手にGさんは2回目の株式ラウンドでニューヨークセントラルを設立。この際、ペンシルバニアの株式をほとんど売り払う。大半の資金をプライベートカンパニーの売却で抜いて、残りも列車の購入に充ててるから、社長を取られても問題ないって判断なんだろうね。
タコさんがペンシルバニアを拾って社長が移動する。
ここで俺は、2列車が2台と多いボストンが配当が高いと思って1枚購入する。
次の運営ラウンド。俺は運営するB&Oで3列車を3台購入する。3方向に伸びるボルチモア(Bタイル)から3路線を走らせれば高配当を期待できるからだ。
ニューヨークセントラルも3列車を1台買い、NYNHが4列車を買ったので、ボストンは配当を1度もせずに2列車を廃棄する破目に。俺の買った10%のボストン株も配当を貰えなかった。
次の株式ラウンドで、ボストン社長がボストン株を叩き売り、チェサピークを設立する。こちらのボストンもプライベートカンパニーを売却済みだし、2列車2台が1度も走らずに廃棄されたから、頑張って運営する価値が下がったと言う判断なんだろうね。
タコさんがボストンの株を拾って社長になったが、手持ちの資金不足からペンシルバニアの株式まで買い集める事ができず、Gさんにペンシルバニアの社長が戻る。
この時点で、北と南の会社を1つずつもって路線を多く引けるGさんが非常に有利になった。やっぱりC&Aを$165で買うと強い。
その後は、有利なGさんとタコさんで足の引っ張り合いが展開される。
ディーゼルが出たタイミングでGさんが自腹を切らされ資金と株券を失う。タコさんはその仕掛けをする為にエリーを他の駅と繋げないで列車購入の義務を回避して塩漬けする戦略を取るが、南側からエリーに向けて線路を伸ばされて接続され、やっぱり自腹を切らされる。
そして、全会社がパーマネント列車を購入してプレーヤー破産が無くなり、ディーゼル路線を引き始める。B&O一社しか持って居ない俺は、可能な限りディーセル路線の完成を邪魔しようとするのだが、タイミング悪く路線を捻る事ができない。むしろ逆に、プレイ時間短縮の為に効率の良いディーゼル路線の引き方を指南する有様。
ディーゼルを買う意図のある会社が全てディーゼルを買って、1回ディーゼルを走らせた段階で協議終了。
経験者が足の引っ張り合いをしてる中、堅調にNYNHを運営していたヒリュウさんが初プレイで1位になる。
反省点としては、最初のプライベートカンパニー購入で、D&HではなくてC&Aに$165を付けるべきだった。そうすれば俺がC&Aを$165で入手して美味しい思いを出来たかもしれない。
あと、ゲーム中盤で他の人がカナディアンやエリーを立てる前に$67で値付けだけしてやればよかった。そうすればディーゼルが出る時点で誰かが破産して、株価勝負になり、B&Oを押さえて配当を続けている俺が有利になった。
■ホームズ13
『シャーロックホームズ』を題材とした『クルード』系のゲーム。
13人いる登場人物のカードの内、1枚が抜けて、残りをプレーヤーに配り、抜けている1枚を当てるゲーム。
『クルード』系のゲームは苦手だから知っていたらパスしたのに。
案の定、3枚ある女性のカードの内の1枚が抜けている所まで解った所で、手元に女性のカードが1枚も無い引きの弱さから推理が1手遅れて負ける。
あと原作の知識がほとんど無かったのも楽しめなかった要因から。同じホームズでも『ミルキーホームズ』ならキャラ解るんだけどね。
■クランス
正体隠匿系のゲーム。
どこに楽しむ要素があるのか判らなかった。
持ち主から「1回目は面白さがピンと来ない」と言われたが、2回目を遊ぶ気にはなれなかった。
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次回も参加します。
遊んだゲームは『ドラダ』『1830』『ホームズ13』『クランス』でした。
■ドラダ
短時間で遊べる双六ゲーム。
ただし、1人のプレーヤーが操るコマは4つで、1回の手番にサイコロを振って出た目を確認してから、コマを1つ選んで出目の数だけ進める。ただし、同じマスにコマが入る場合、先に入ったコマの上に後から入ったコマが乗り、一番上に乗っているコマしか動かせない。自分のコマ全部の上に他の人コマが乗っていたら、その手番は何も行動できない。
盤の上のマスの内1/3は落とし穴となっていて、最初にそのマスに突入したコマはそこで行動不能となる。2番目以降人は普通に入れる。
あと、1/3ぐらい進んだ場所に、いきなりゴールへ進めるマスが2ヶ所ある。
で、最終的にゴールインしたコマが勝利点になる。ゴールした順にコマが積み重なっていて、後からゴールしたコマほど勝利点が高い。
短時間で楽しめる良いゲームだった。
■1830
未経験者1人を含む5人プレイ。
バンガードミッションさんで『1830』の5人卓が立つのは珍しいと思う。
最初はプライベートカンパニーの購入。
高いプライベートカンパニーを買うと、ゲームの中盤で鉄道会社にプライベートカンパニーを売却する事で多くの資金を得ることが出来るが、最初の鉄道会社を建てる資金が無くなる。最初に立てる鉄道会社が何になるかは、手番の後先ではなくてプライベートカンパニーの何を買ったかで決まるので、手番がさほど重要でないものゲームの良いところ。
自分は4番手で、上家の経験者3人はそれぞれ$40のC&StL、$70のD&H、$110のM&Hに$5上乗せで値付けをしていた。1週目からC&StLに$45は疑問の手だが、それ以外は順当。4人プレイより人数が少ない場合は、高額な$110のM&Hと$160のC&Aを安く買わせないと言う仕事がある。が。5人プレイだとこれに加えて、初期資金が$480なのでD&Hを$75で買わせてしまうと自力で鉄道会社を建設可能な$67×60%=$402が残ってしまうのでこれを防止すると言う仕事がある。なので、D&Hに$80を付ける。
その後、5番手で唯一の未経験者だったヒリュウさんがD&Hに$85を付け、1番手だったGさんがC&Aに$165を付けた所で、2番手の人が$20のSVR&NCを買ってしまう。
orz
GさんがC&Aを$165で買い、3番手だったタコさんが$115で買ってしまう。
この時点で、順当に行けばGさんが1位、タコさんが2位に終ると思った。高額プライベートカンパニーを安く買えない時点で俺は勝敗争いから脱落したと思った。
俺に残された選択肢は、ヒリュウさんとD&Hを競るか、競りを下りてB&Oを定価で買うかの2択。他の人がプライベートカンパニーを安く買っているのにD&Hを$90以上で買うのは弱いのでB&Oを選択。
続いて最初の鉄道会社設立。
今回はなんとNYNH、ボストン、ペンシルバニア、B&Oと4社が立った。M&Hを安く買ったタコさんが副社長になって色んな会社の設立を助けたからだ。
俺はB&Oの株式を$100で値付けして社長になる。この4社が立っているとあっという間に2列車と3列車が売り切れて4列車の時代となり、2列車は廃棄されるので、最初の運営ラウンドでは2列車は1台しか買わなかった。
ヒリュウさんのNYNHは2列車を1台しか買わなかったが、ボストンが2列車を2台買い、C&Aを買ってペンシルバニアの社長になったGさんが2列車2台と3列車1台を買う。最初の運営ラウンドにして早くも3列車の時代に突入。当然、Gさんはプライベートカンパニーを売却して大量の資金を得る。
この資金を元手にGさんは2回目の株式ラウンドでニューヨークセントラルを設立。この際、ペンシルバニアの株式をほとんど売り払う。大半の資金をプライベートカンパニーの売却で抜いて、残りも列車の購入に充ててるから、社長を取られても問題ないって判断なんだろうね。
タコさんがペンシルバニアを拾って社長が移動する。
ここで俺は、2列車が2台と多いボストンが配当が高いと思って1枚購入する。
次の運営ラウンド。俺は運営するB&Oで3列車を3台購入する。3方向に伸びるボルチモア(Bタイル)から3路線を走らせれば高配当を期待できるからだ。
ニューヨークセントラルも3列車を1台買い、NYNHが4列車を買ったので、ボストンは配当を1度もせずに2列車を廃棄する破目に。俺の買った10%のボストン株も配当を貰えなかった。
次の株式ラウンドで、ボストン社長がボストン株を叩き売り、チェサピークを設立する。こちらのボストンもプライベートカンパニーを売却済みだし、2列車2台が1度も走らずに廃棄されたから、頑張って運営する価値が下がったと言う判断なんだろうね。
タコさんがボストンの株を拾って社長になったが、手持ちの資金不足からペンシルバニアの株式まで買い集める事ができず、Gさんにペンシルバニアの社長が戻る。
この時点で、北と南の会社を1つずつもって路線を多く引けるGさんが非常に有利になった。やっぱりC&Aを$165で買うと強い。
その後は、有利なGさんとタコさんで足の引っ張り合いが展開される。
ディーゼルが出たタイミングでGさんが自腹を切らされ資金と株券を失う。タコさんはその仕掛けをする為にエリーを他の駅と繋げないで列車購入の義務を回避して塩漬けする戦略を取るが、南側からエリーに向けて線路を伸ばされて接続され、やっぱり自腹を切らされる。
そして、全会社がパーマネント列車を購入してプレーヤー破産が無くなり、ディーゼル路線を引き始める。B&O一社しか持って居ない俺は、可能な限りディーセル路線の完成を邪魔しようとするのだが、タイミング悪く路線を捻る事ができない。むしろ逆に、プレイ時間短縮の為に効率の良いディーゼル路線の引き方を指南する有様。
ディーゼルを買う意図のある会社が全てディーゼルを買って、1回ディーゼルを走らせた段階で協議終了。
経験者が足の引っ張り合いをしてる中、堅調にNYNHを運営していたヒリュウさんが初プレイで1位になる。
反省点としては、最初のプライベートカンパニー購入で、D&HではなくてC&Aに$165を付けるべきだった。そうすれば俺がC&Aを$165で入手して美味しい思いを出来たかもしれない。
あと、ゲーム中盤で他の人がカナディアンやエリーを立てる前に$67で値付けだけしてやればよかった。そうすればディーゼルが出る時点で誰かが破産して、株価勝負になり、B&Oを押さえて配当を続けている俺が有利になった。
■ホームズ13
『シャーロックホームズ』を題材とした『クルード』系のゲーム。
13人いる登場人物のカードの内、1枚が抜けて、残りをプレーヤーに配り、抜けている1枚を当てるゲーム。
『クルード』系のゲームは苦手だから知っていたらパスしたのに。
案の定、3枚ある女性のカードの内の1枚が抜けている所まで解った所で、手元に女性のカードが1枚も無い引きの弱さから推理が1手遅れて負ける。
あと原作の知識がほとんど無かったのも楽しめなかった要因から。同じホームズでも『ミルキーホームズ』ならキャラ解るんだけどね。
■クランス
正体隠匿系のゲーム。
どこに楽しむ要素があるのか判らなかった。
持ち主から「1回目は面白さがピンと来ない」と言われたが、2回目を遊ぶ気にはなれなかった。
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次回も参加します。
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