4/26 浜logさん

2014年5月10日 ゲーム
中山のボードゲーム会:浜logさんに参加してきました。
遊んだゲームは『テラミスティカ』『ツォルキン』『コンコルディア』でした。

■テラミスティカ
経験者のみ5人プレイ。

ボーナスカードは《3パワー回復/船レベル+1》が抜けている。

ラウンド中の得点行動/ラウンド終了時の教団ボーナスを示す得点タイルは以下。
1ラウンド目:開拓地2勝利点/水4つでミープル
2ラウンド目:砦・聖域5勝利点/火2つで1ワーカー
3ラウンド目:開拓地2勝利点/火4つで4パワー
4ラウンド目:交易所3勝利点/風4つでスコップ
5ラウンド目:街5勝利点/土4つでスコップ
6ラウンド目:交易所3勝利点

種族選択は正式ルールどおり手番順に選択。
1番手のXeilさんがカオスマジシャン、2番手の閃光成人さんがノマドを選択。
3番手が俺。
最初に得点タイルの並びを見た時、1ラウンド目の開拓地2勝利点を活かす為にパワーの配分が9:3の種族(エンジニア・ハーフリング・マーメイド)を選んでパワーアクションからスコップを使おうと思っていたけど、手番が回って来た頃にはすっかり忘れていた。
手番が回って来た時に考えたのは、「2ラウンド目に砦か聖域を立てると展開が良くなる種族」と「4ラウンドや6ラウンドに交易所を大量生産できる種族」を選ぶ事。
前者は、ダークリング(1ラウンド目の神殿を聖域にアップグレード)やアルケミストが該当。またはノマドやスウォームリングやジャイアントのように1ラウンド目に砦を立てる種族が1ラウンド待って砦を立てるでも可能。
後者は、お金がネックになるからコストの安いエンジニアか、お金を得やすいアルケミストが該当。
両方の条件を満たすと言う事でアルケミストを選択する。
前手番の種族が、宗教系のカオスマジシャンと開拓系のノマドに割れているから、どっちに動いても良いからね。
4番手のアギルダーさんがほぼノータイムでオウレンを選択、5番手の方(名前を失念)が色々と悩んでカルティストを選択。

続いて開拓地の配置。
他の人に隣接する形で、中央の島の真ん中部分と、東の島の北側に配置。中央の島と北の島の間の川沿いに、川2へクスを隔てて4つ沼地がある。アルケミストかダークリングを選んだら、この4つのうちに潰されそうなヘクスを守る為に1つと、東の島のどちらかに1つ開拓地を置くのが、俺の思っている定石。
カルティストが東の島の南側に開拓地を置いていて、その北側にオウレンが置いていたので、東の島に置く開拓地は、オウレンに隣接していてカルティストと干渉しないような位置を選ぶ。
Xeilさんから「連結は意識して無いんですか?」と言われたが、この距離なら充分に連結が狙えると思っていた。

ノマドは、中央の島の東側に1つと、北の島に2つ置く。最初に置いたのが中央の島で、俺含めて他の人が1手目はこれに隣接する形で置いていて、北の島2つは隣接が無い。
オウレンもカルティストも、中央の島の東側と、東の島に1つずつと言う配置は一緒。
最後に、カオスマジシャンが置く。候補地は東の島の北側と、中央の島の東南。どちらも他の種族の開拓地が密集していて、早々に船レベルを上げて川越えで発展しないと厳しい状況。なのに今回BCは船レベルを上げる奴が抜けている。色々と悩んでいたけど東の島の方にした。俺は妥当な選択だと思っていた。

ボーナスタイルのドラフトは、順当に《3パワー回復/1ワーカー》を選択。

1ラウンド目は早々に神殿を建てて恩恵タイルに《土1:開拓地2点》を確保。この神殿に隣接したヘクスにカオスマジシャンが聖域を作っていたり、もう1つの開拓地にノマドが砦を作っていた事などで大量にパワーを得て、パワーアクションで2スコップを得られた。
オウレンは砦を作らずに神殿を作っていた。
ノマドは中央の島に砦を作った後、北の島に東側(東の島と中央の島の間にある半島)を砦の能力で開拓する。次のターンには、半島の先端にある山(赤)を砂漠にできる状況。この展開に俺とカオスマジシャンが驚く。俺は、2つの開拓地を連結できなくなる事を危惧したのだが、まぁこれは終盤まで響かない。カオスマジシャンは深刻で、この半島の先端の山を潰されると、そこから先の土地を広げるのが非常に困難となる。実際、次のラウンドではノマドが1手早くこの山を開拓してしまい、カオスマジシャンは船を3レベルまで上げないと先へ進めなくなってしまった。

2ラウンド目には神殿の横に砦を作る。砦の効果で得た12パワーでまた2スコップのPAを獲得し、神殿と砦の周囲に開拓地を2つ作って街を完成させる。街タイルは《全教団+2》を選択する。
また、火の教団にミープルを送り込んで3マス進める。初期の信仰と街タイルのを合わせると6マスまで進む。
このラウンド終了時にBCで《1スコップ/2金》を獲得。

3ラウンド目は船レベルを2つ上げて、BCのスコップを利用して開拓地を4つ増やす。北の島の西側、ノマドが開拓地を2つ並べている所に並走するように開拓地を置く。
このラウンド終了時に獲得したBCは《交易所2点/1ワーカー》。

4ラウンド目の初手で、PAのスコップが欲しかったけどパワーが足りなかったので、まだ誰もミープルを派遣していなかった水の教団にミープルを派遣してパワーを得る。が、これがプレイミスだったかも知れない。次のラウンドにスコップで掘る予定だった北の島の湖を先にノマドが開拓してしまう。ここをこっちが先に押さえれば、ノマドが西側に領地を伸ばす事が出来なくなるので、ワーカー3つ支払ってでも先に開拓するべきだったのかも知れない。
しかも、1周回ってくる間にスコップはオウレンに先に取られている始末。
色々を悩んだ挙句、もう1つ神殿を建てて恩恵タイルに《青1:交易所3点》を獲得した後、交易所を合計3つ立てる。これだけで18点なのだけど、内9点分はお金が足りなかったので種族の能力でお金に変える。
このラウンド終了時に獲得したBCは《砦聖域4点/2ワーカー》。

5ラウンド目は2つ目の街を作るべく動く。
北の島のノマドに並走して置いた箇所で聖域を含む3ヘクスの街を作り、中央の島の西側でも1つ街を作るつもりで居た。中央の島の西側の方は、3ラウンド目に開拓地を置いた時、先に川伝いに沼地に置いていた為、間に1ヘクス空きがあった。ここを3スコップで掘るか、迂回して2スコップ+1スコップで2回地形変換しようかと迷っていたら、カルティストがこの空きヘクスに割り込んで来た。
仕方ないので方針転換。街をあと2つ作るのは諦める。北の島の領地と、カルティストに分断された中央の島の西側の領地の片割れを端で繋ぎ、ここを新たな街にする事を目指す。
橋を架けた後は、交易所を神殿にして恩恵タイルに《赤2:合計6レベルで街になる》を選び、続いてこれを聖域にする。恩恵タイルは《青2:教団+1》を選び、これで街が完成するので街タイルは《教団+1》を選択。これにより、水の教団が10マス目まで進み、恩恵タイルの教団+1アクションによって火の教団も10マス目まで進む。
カオスマジシャン・オウレン・カルティストという教団系種族を差し置いて、2教団でトップを取るのが確定した。これで、東の島の領地と他の領地を連結させられなかった失敗を補えた。
このラウンド終了時に獲得したBCは《開拓地1点/2金》。

6ラウンド目は、効率の良い得点行動を求める。スコップレベルを2つ上げて、交易所を2つ作って、開拓地を少し置いて終了。交易所を諦めて開拓地を増やせば連結の3位は狙えなくも無かったが、それだけ頑張っても+6点。交易所なら1つ立てるだけで+5点(ラウンドの得点行動で+3点、恩恵タイルで+3点、BCが開拓地1点なので開拓地が減る事で-1点)だから、どっちが得かと言われたら交易所だよね。

最終的に連結は4位以下だったけど、教団で2つトップだったのと、得点タイルに合わせた建築ができたのが良くて、138点で1位になる。
2位は114点のオウレン。
ノマドときわどい勝負だと思っていたけど、教団での得点を全然伸ばせず、エリア連結の1位もオウレンに奪われていた。

■ツォルキン
経験者のみ5人プレイ。拡張全部要りだったけど、5人の内の1人が拡張は未経験だった。

1番手スタート。
記念碑は技術系2種《ワーカー6個18点》《記念か碑建物で2点》《記念碑4点》《チチェン・イツァに奉納された水晶ドクロ1つ3点》。
予言は第2四半期から順に《技術レベル》《コーンタイル》《木材タイル》。

これを見て、農業技術を3レベル/鉱山技術を1レベルの基本形からパレンケで資源を得てコーンタイル・木材タイルも得つつ、鉱山技術を3レベルまで挙げて技術系2種類の記念碑を取る事を主戦略として考える。

初期資源タイルが《3コーン/1木/フードデイで2コーン軽減》《1木/ククルカン+1/鉱山技術+1レベル》《7コーン/2木》《6コーン/2石》で、コーンを優先するか鉱山技術+1を取るか悩んでいた。
が、部族でイシュタム族(初期資源タイルが3枚でスタート)を引いたので、悩む必要が無くなった。上記の内3枚を選択し、10コーン4木に鉱山技術レベル1でスタートした上に、ククルカン信仰+1でフードデイの支払いが2コーン軽減される。-1した信仰はチャク。
ちなみにもう1枚の種族はア・チュイ・カク族(ワーカーを2個以上置いたら、そのターンに置かれた者でないワーカーを1つ回収してアクションを実行する)だった。ShadowFlameさんが言っていた戦法を試す機会ではあったけど、5人プレイだし面子も緩くないので、試すのはまたの機会にする事にしました。
2番手の風騎士さんがアハウ・チャマヘズ族(1手番に1回、1コーン支払って1つ上のアクションを実行可能)。今回は「種族の引きが悪い」とは嘆いていなかったが、代わりに「初期資源タイルの引きが悪い」と嘆いていた。
3番手のXeilさんがシャマン・エク族(1手番に1回、資源1個をコーンに変換可能)、4番手KIさんがヤルク族(ワーカー5個スタート)、5番手いささんがフラカン族(ティカルとウジュマル、ヤシェチェランとパレンケを同じと見なす)と言う、全員に強い種族が揃ったゲームだった。

1ターン目は当然ウジュマルに3つ縦置き。
今回はパレンケに多めに置いて農業技術を伸ばす。だが、1ターン目にウジュマル1に置いたワーカーでウジュマル5を実行した時にパレンケ5を選んだのだけど、ここ木材ではなくコーンを選んだ事が響いて、農業技術を3レベルにするのが第2四半期に入ってからと、遅くなってしまった。
Xeilさんが資源建築プレイに、いささんが農業神殿プレイに走る。風騎士さんは信仰重視のプレイで、KIさんは種族でワーカーが5人に増えた上に初期資源タイルでワーカー+1を選択していて都合ワーカー6人でスタートだったけどワーカーの多さに振り回されていた感じだった。ヤルク族は最強だと思うんだけど運用が難しい。序盤にコーン不足だったらスタートプレーヤーを多めに取らないと置き切れない。
第2四半期には農業と鉱山の技術を共に3レベルまで伸ばし、神学も1レベルに伸ばして、予言から13点を得る。

第3四半期に入って早々に《3レベルの技術3つで33点》の記念碑を建てる。第3四半期が終る頃にも2つ目の記念碑として《技術1レベルにつき3点》を建てる。が、これを取る為に無茶気味のアクションを行って、歯車の上のワーカーを6人全部使ってしまう。
その隙をいささんが見逃さず、歯車2コマ回しを実行される。俺涙目。
第3四半期の予言でも13点を獲得する。

後は3つ目の技術レベル3を作るべく、神学を上げる。
ゲーム終了2ターン前に風騎士さんがスタートプレーヤーを選択して、歯車2コマ回しを実行し、次のターンがゲーム最終のターンとなる。
最終的に神学もレベル3となり、建築技術も1つ上げて、これだけで記念碑2枚から66点を得る。
第4四半期の予言で6点も追加してゲーム終了。
110点で1位になる。
2位はいささんの71点、3位はXeilさんの69点。

農業の技術レベルを第1四半期が終る前にレベル3にできなかったのと、中盤以降にコーンが足りなくてワーカーを2個ぐらい残してターンを終る事が多かった(=手元に残っているって事は有効活用できていない)のが反省材料。

あと、5人プレイならワーカーを置けるスペースが少ないので、ア・チュイ・カク族(ワーカーを2個以上置いたら、そのターンに置かれた者でないワーカーを1つ回収してアクションを実行する)も悪くない気がした。農業技術を上げている前提なら、ワーカーが一度に4つぐらい手元にあった時に、ワーカー2個置き→パレンケから1個抜いてコーン取得→次のターンに多くのコーンを持ってワーカーを3つ置ける、って運用が出来るなら悪くないかも。
今度、5人プレイの1番手でア・チュイ・カク族を引いたら試してみよう。

■コンコルディア
狭い方のマップで、経験者のみの3人プレイ。
今回、《建築士》1回で到達できる都市で布を産出できるのは1都市だけだった。
1番手だったので、初手は《長官》で布を獲得。選んだ州は唯一《建築士》1回で到達できる布都市を含む州。
2番手の風騎士さんは、《建築士》1回で到達できる布都市に家を建築。
3番手のKIさんはレンガ都市2つに家を建築と言う、俺的に始めて見る初手だった。

3人プレイだと、大長官カードが凄い勢いで回ってくる。
メルクリウスとユピテルのカードを集める、あみ×まこ戦法を採っていたんだけど、133点で2位。
1位は1点差の134点でKIさんだった。マルスを集めて植民者を6人全員出していた。この戦法は競合する人が居ないとハマって強い。マルスのカードはほとんど《入植者》だから、他の戦法を採っている人は買わないので集めやすいんだよね。けど、他の戦法と絡めにくいから買いにくいんだけど。

---
お気に入りの重ゲーを3つできて、非常に満足度の高いゲーム会だった。

コメント

最新のコメント

日記内を検索