6/15 バンガードミッションさん
2014年7月4日 ゲーム橋本のボードゲーム会:バンガードミッションさんに参加してきました。
遊んだゲームは『宝石の煌き』『1830』『サムライ』でした。
前日のミスボドの打ち上げに遅くまで参加していたので昼頃からの参加になる。当日になって場所を確認した際に初めて、『1830』が立つ予定だと言う事を知る。
『1830』を遊びたかったが、朝一から参加しないと無理だろう。などと後悔していたら、2ゲーム目の『1830』が立って、運良くそちらに参加できた。
■宝石の煌き
経験者4人プレイ。
2レベルのカードを中心に作るプレイを試してみる。前回、いい感じにゲームを進めたが詰めを誤って勝てなかった戦法だ。
だが、2レベルのカードは4枚中3枚までが、赤を濃く要求するカードだった。最初に赤を要求されない2レベルのカードを作った後、赤を濃く要求するカードの内の1枚を確保し、何とか2レベルのカードもプレイできる範囲の物が場に並ぶようになる。
結局の所、柔軟に2レベルのカードを買えず、良いところ無くてゲームが終る。
1位になった人は、場を見て赤が濃く要求されると踏んで、レベルに関わらず赤のカードを重ねてプレイしていた。
■1830
『1830』に関する知識や戦法についてはこちらを参照↓。
http://www.geocities.jp/atog2_435/1830.htm
5人プレイ。
プライベートカンパニーの落札では《C&A》を$5アップの$165で落札すると言う幸先の良いスタート。
鉄道会社のB&Oが10%の株券を$100で値付けしていたので、残金でこれを買って副社長に納まる。いや、ルール上副社長に何の権限も無いんだけどね。
ゲーム開始時のタイミングで立ったのが、ペンシルバニア,NYNH,B&Oと、何故かチェサピーク。
2回目の株式ラウンドでペンシルバニアを売り飛ばしてB&Oをもう1株買う。
B&Oには本社の南側にトークンを置いてもらって、大量の2列車で高配当を出してもらう。まぁ、ゲーム後半の事を考えると、トークンの無駄遣いなんだけど、俺B&Oの社長じゃないから関係ないし。
って思っていたら、株式ラウンドのプライオリティを持っていたB&Oの現社長が、手持ちのB&O株を全部売り払ってエリーを立て始める。俺も手持ちのB&O株を少々売って自分で会社を設立しようと思ってたが、先を越されて機会を逸した(市場に50%以上ある状態になるような株式の売却が出来ないルールがある)。でも、おかげで、3列車と4列車を持ったB&Oが俺の手元に転がり込んでくる。
NYNHの社長をしていたNazo9xさんがこれを好機と見て、B&O株を買ってくる。配当を期待して事だろう。
しかし、B&Oは《C&A》の本拠地にOOタイルを置くという課題があり、俺も《C&A》を高値で鉄道会社に買い取らせると言う課題があった。なので、B&Oは2回無配して$320以上を留保し、俺はその金を《C&A》を売りつけて懐に入れる。
こんな無配会社にNazo9xさんは見切りをつけて、次の株式ラウンドで売り飛ばす。再び下がるB&Oの株価。B&Oからぶっこ抜いた金とB&O株の売却金で新しい会社を興そうと考えていた俺は、再び手番順の問題から機会を逸する。
このラウンドでペンシルバニアの社長のNariパパさんがセントラルを興し、NYNHの社長をしていたNazo9xさんも、B&O株を売った金でBMを興す。
また、チェサピークの社長がカナディアンを$100で値付けをしていた。
また会社を立てらなかった俺は、配当を続けそうな会社の株を買い漁る。具体的には、プレーヤーが1社しか持って居ない会社の株。結果的に、チェサピークの株を大量に持つ事になった。
次の運営ラウンド中、2社目を持てそうにない俺はずーと無配を繰り返してパーマネント列車を買うための資金を貯める。3列車4列車と持っているので6列車が出て3列車が飛ぶまで新規に列車は買えない。
この間、Nariパパさんがペンシルバニアを巧妙に運営して、ニューヨークの南を南側の鉄道会社だけが使えるような路線を作る事に成功する。で、俺がニューヨークの南にB&O最後のトークンを置いたら、その南のOOにペンシルバニアがトークンを置いて塞ぎ、チェサピークがボルチモア北側の都市(既にペンシルバニアがトークンを置いていた箇所)にトークンを置いて塞ぐ。
このトークン置きは失敗した。素直にボルチモア北側の都市に置くべきだった。
無配を続けていたので、B&Oの株価はカラーゾーンに突入。B&Oは高額株式の代名詞的存在だから、こんな展開は珍しい。
無事にカナディアンを立てたチェサピーク社長が、両者に6列車を購入させる事に成功。配当を繰り返りて株価を上げつつ、D列車狙いのプレーヤーを邪魔する為に、トークンを撒きつつ路線を捻るだけの簡単なお仕事体制に入る。
まぁチェサピークの株式の50%は俺が抑えているんだけどね。
しかも、6列車を出してくれたおかげで、B&Oの3列車が飛び、再び列車を購入可能な状態になる。ここまで無配を繰り返してたので、$800以上の資金があり、ニューヨークにトークンがあるこの会社は4列車1台でも$200近い収益は上げられる。つまり、4列車下取りでD列車を購入可能になった。
もちろん実行。
これにより、2社持ちのNariパパさんとNazo9xさんは、会社の4列車を飛ばされて自腹でD列車を購入する義務が発生。手持ちの株式を派手に手放して、列車購入の義務を履行する。
無事にD列車を購入できて、全ての鉄道会社にパーマネント列車が入ってプレーヤーの破産が無くなり、バンク破産でのみゲームが終る事になる。
個人的に『1830』で莫大なアドバンテージを取れる行動が3つあると思っている。それは「C&Aを競りで安く仕入れて$320で鉄道会社に買わせる」「パーマネント列車で一番安い5列車$450を1人のプレーヤーが2台買う($90以上の値段で立てた会社が設立直後の行動として行いやすい)」「4列車の下取りでD列車を買う」。この内の2つを実行できて、5列車は3人のプレーヤー間で分け合っている。
ミスをしなければこのゲームは勝てると思った。
D列車が出た後で最初の株式ラウンドを迎え、手持ちの金で株を買い漁る。既に配当会社と化していたチェサピークから大量の現金を貰い、いち早くD列車を買ったB&Oからも1度配当を受け取っていた俺は沢山の株を買えた。特に、自社であるB&Oがカラーゾーンに入っていたので所有枚数の制限を受けず、その分、多くの株を買えた。俗に言うフィーダーライン戦法である。
既存の会社の中でも、配当の大きくなりそうなD列車持ちの会社を優先して買って行く。毎回$50前後の配当を出すようになれば、高株価の会社の株を買うより効率が良いからだ。
結果、BMの4株を筆頭に、D列車を持つ会社の株を自社を含めて11枚確保する。Dの無い会社も8枚持っているので、都合19枚の株式を確保。プレーヤーの中では1番枚数が多かった。
これで勝ったと思っていた。
ここで盤面を見る。B&Oは他の会社のトークンに分断されてD列車を有効活用できそうにない。これに対し、チェサピークは要所をトークンで押さえて良い感じだったので、B&O手持ちのD列車とチェサピーク手持ちの6列車を交換してくれないか?と交渉をも持ちかける。条件として「D列車をカナディアンに譲らない事」と言うのを付け加えた。チェサピークならお互いに50%持ち合いだから良いが、カナディアンを俺は1枚も持っていない。結局、この交渉は蹴られて終る。
この後は、D列車持ちの会社の社長で協力してD路線を延ばす時間になる。だが、D列車を持っていない会社も混じってトークンを置きあってD路線を分断し、D列車を持っていない会社の社長はレアタイルを浪費して、D列車を持つ会社は高い収益を上げられなかった。
しかも、BMはゲーム終了2ラウンドくらい前まで無配会社になって、もう1台D列車を買って、NYNHに贈る。おかげで、俺のBMへの投資は大赤字で終る。
途中、エリー社長が「手出ししてでもD列車を目指したい」と言い出したので、$450でエリーの5列車を買い取ると申し出る(その時に持っていた資金から、湖を1回掘る$80を引いた金額。フィーダーライン戦法の為に無配の回数が多かった)。こちらの交渉は成立して、B&Oは5列車とD列車を得て、ようやく$500近い収益を叩き出せるようになる。
最終的に、全員の破産の可能性が無くなってから8回目ぐらいの会社運営ラウンドでバンクが破産する。本当は6回目くらいでバンクが破産してゲームが終りそうだったが、フィーダーライン戦法の為に溜まったお金でペンシルバニアが2台目のD列車を買う。前述の通りエリーもこのタイミングでD列車を購入する。これにより、バンク破産が先に伸びた。
結果、$8000ちょっとを稼ぎ出したチェサピークの社長が1位。これに$200ちょっとの差で俺が2位。
やっぱり敗因はBMを4枚も買った事だな。もう少し丸く、各社を均等に買っていれば良かった。
負けたけど、久しぶりの『1830』はとても楽しかった。
遊んだゲームは『宝石の煌き』『1830』『サムライ』でした。
前日のミスボドの打ち上げに遅くまで参加していたので昼頃からの参加になる。当日になって場所を確認した際に初めて、『1830』が立つ予定だと言う事を知る。
『1830』を遊びたかったが、朝一から参加しないと無理だろう。などと後悔していたら、2ゲーム目の『1830』が立って、運良くそちらに参加できた。
■宝石の煌き
経験者4人プレイ。
2レベルのカードを中心に作るプレイを試してみる。前回、いい感じにゲームを進めたが詰めを誤って勝てなかった戦法だ。
だが、2レベルのカードは4枚中3枚までが、赤を濃く要求するカードだった。最初に赤を要求されない2レベルのカードを作った後、赤を濃く要求するカードの内の1枚を確保し、何とか2レベルのカードもプレイできる範囲の物が場に並ぶようになる。
結局の所、柔軟に2レベルのカードを買えず、良いところ無くてゲームが終る。
1位になった人は、場を見て赤が濃く要求されると踏んで、レベルに関わらず赤のカードを重ねてプレイしていた。
■1830
『1830』に関する知識や戦法についてはこちらを参照↓。
http://www.geocities.jp/atog2_435/1830.htm
5人プレイ。
プライベートカンパニーの落札では《C&A》を$5アップの$165で落札すると言う幸先の良いスタート。
鉄道会社のB&Oが10%の株券を$100で値付けしていたので、残金でこれを買って副社長に納まる。いや、ルール上副社長に何の権限も無いんだけどね。
ゲーム開始時のタイミングで立ったのが、ペンシルバニア,NYNH,B&Oと、何故かチェサピーク。
2回目の株式ラウンドでペンシルバニアを売り飛ばしてB&Oをもう1株買う。
B&Oには本社の南側にトークンを置いてもらって、大量の2列車で高配当を出してもらう。まぁ、ゲーム後半の事を考えると、トークンの無駄遣いなんだけど、俺B&Oの社長じゃないから関係ないし。
って思っていたら、株式ラウンドのプライオリティを持っていたB&Oの現社長が、手持ちのB&O株を全部売り払ってエリーを立て始める。俺も手持ちのB&O株を少々売って自分で会社を設立しようと思ってたが、先を越されて機会を逸した(市場に50%以上ある状態になるような株式の売却が出来ないルールがある)。でも、おかげで、3列車と4列車を持ったB&Oが俺の手元に転がり込んでくる。
NYNHの社長をしていたNazo9xさんがこれを好機と見て、B&O株を買ってくる。配当を期待して事だろう。
しかし、B&Oは《C&A》の本拠地にOOタイルを置くという課題があり、俺も《C&A》を高値で鉄道会社に買い取らせると言う課題があった。なので、B&Oは2回無配して$320以上を留保し、俺はその金を《C&A》を売りつけて懐に入れる。
こんな無配会社にNazo9xさんは見切りをつけて、次の株式ラウンドで売り飛ばす。再び下がるB&Oの株価。B&Oからぶっこ抜いた金とB&O株の売却金で新しい会社を興そうと考えていた俺は、再び手番順の問題から機会を逸する。
このラウンドでペンシルバニアの社長のNariパパさんがセントラルを興し、NYNHの社長をしていたNazo9xさんも、B&O株を売った金でBMを興す。
また、チェサピークの社長がカナディアンを$100で値付けをしていた。
また会社を立てらなかった俺は、配当を続けそうな会社の株を買い漁る。具体的には、プレーヤーが1社しか持って居ない会社の株。結果的に、チェサピークの株を大量に持つ事になった。
次の運営ラウンド中、2社目を持てそうにない俺はずーと無配を繰り返してパーマネント列車を買うための資金を貯める。3列車4列車と持っているので6列車が出て3列車が飛ぶまで新規に列車は買えない。
この間、Nariパパさんがペンシルバニアを巧妙に運営して、ニューヨークの南を南側の鉄道会社だけが使えるような路線を作る事に成功する。で、俺がニューヨークの南にB&O最後のトークンを置いたら、その南のOOにペンシルバニアがトークンを置いて塞ぎ、チェサピークがボルチモア北側の都市(既にペンシルバニアがトークンを置いていた箇所)にトークンを置いて塞ぐ。
このトークン置きは失敗した。素直にボルチモア北側の都市に置くべきだった。
無配を続けていたので、B&Oの株価はカラーゾーンに突入。B&Oは高額株式の代名詞的存在だから、こんな展開は珍しい。
無事にカナディアンを立てたチェサピーク社長が、両者に6列車を購入させる事に成功。配当を繰り返りて株価を上げつつ、D列車狙いのプレーヤーを邪魔する為に、トークンを撒きつつ路線を捻るだけの簡単なお仕事体制に入る。
まぁチェサピークの株式の50%は俺が抑えているんだけどね。
しかも、6列車を出してくれたおかげで、B&Oの3列車が飛び、再び列車を購入可能な状態になる。ここまで無配を繰り返してたので、$800以上の資金があり、ニューヨークにトークンがあるこの会社は4列車1台でも$200近い収益は上げられる。つまり、4列車下取りでD列車を購入可能になった。
もちろん実行。
これにより、2社持ちのNariパパさんとNazo9xさんは、会社の4列車を飛ばされて自腹でD列車を購入する義務が発生。手持ちの株式を派手に手放して、列車購入の義務を履行する。
無事にD列車を購入できて、全ての鉄道会社にパーマネント列車が入ってプレーヤーの破産が無くなり、バンク破産でのみゲームが終る事になる。
個人的に『1830』で莫大なアドバンテージを取れる行動が3つあると思っている。それは「C&Aを競りで安く仕入れて$320で鉄道会社に買わせる」「パーマネント列車で一番安い5列車$450を1人のプレーヤーが2台買う($90以上の値段で立てた会社が設立直後の行動として行いやすい)」「4列車の下取りでD列車を買う」。この内の2つを実行できて、5列車は3人のプレーヤー間で分け合っている。
ミスをしなければこのゲームは勝てると思った。
D列車が出た後で最初の株式ラウンドを迎え、手持ちの金で株を買い漁る。既に配当会社と化していたチェサピークから大量の現金を貰い、いち早くD列車を買ったB&Oからも1度配当を受け取っていた俺は沢山の株を買えた。特に、自社であるB&Oがカラーゾーンに入っていたので所有枚数の制限を受けず、その分、多くの株を買えた。俗に言うフィーダーライン戦法である。
既存の会社の中でも、配当の大きくなりそうなD列車持ちの会社を優先して買って行く。毎回$50前後の配当を出すようになれば、高株価の会社の株を買うより効率が良いからだ。
結果、BMの4株を筆頭に、D列車を持つ会社の株を自社を含めて11枚確保する。Dの無い会社も8枚持っているので、都合19枚の株式を確保。プレーヤーの中では1番枚数が多かった。
これで勝ったと思っていた。
ここで盤面を見る。B&Oは他の会社のトークンに分断されてD列車を有効活用できそうにない。これに対し、チェサピークは要所をトークンで押さえて良い感じだったので、B&O手持ちのD列車とチェサピーク手持ちの6列車を交換してくれないか?と交渉をも持ちかける。条件として「D列車をカナディアンに譲らない事」と言うのを付け加えた。チェサピークならお互いに50%持ち合いだから良いが、カナディアンを俺は1枚も持っていない。結局、この交渉は蹴られて終る。
この後は、D列車持ちの会社の社長で協力してD路線を延ばす時間になる。だが、D列車を持っていない会社も混じってトークンを置きあってD路線を分断し、D列車を持っていない会社の社長はレアタイルを浪費して、D列車を持つ会社は高い収益を上げられなかった。
しかも、BMはゲーム終了2ラウンドくらい前まで無配会社になって、もう1台D列車を買って、NYNHに贈る。おかげで、俺のBMへの投資は大赤字で終る。
途中、エリー社長が「手出ししてでもD列車を目指したい」と言い出したので、$450でエリーの5列車を買い取ると申し出る(その時に持っていた資金から、湖を1回掘る$80を引いた金額。フィーダーライン戦法の為に無配の回数が多かった)。こちらの交渉は成立して、B&Oは5列車とD列車を得て、ようやく$500近い収益を叩き出せるようになる。
最終的に、全員の破産の可能性が無くなってから8回目ぐらいの会社運営ラウンドでバンクが破産する。本当は6回目くらいでバンクが破産してゲームが終りそうだったが、フィーダーライン戦法の為に溜まったお金でペンシルバニアが2台目のD列車を買う。前述の通りエリーもこのタイミングでD列車を購入する。これにより、バンク破産が先に伸びた。
結果、$8000ちょっとを稼ぎ出したチェサピークの社長が1位。これに$200ちょっとの差で俺が2位。
やっぱり敗因はBMを4枚も買った事だな。もう少し丸く、各社を均等に買っていれば良かった。
負けたけど、久しぶりの『1830』はとても楽しかった。
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